AAPE® Powderとは

Advanced Adipose-derived stem cell Protein Extracts

HARG®療法に用いられるAAPE® Powderは、脂肪幹細胞の培養中の上澄み液を集め、凍結乾燥した生体タンパク質の集合製剤です。AAPE® Powderは現在、HARG®療法の開発当初の約2倍の生体タンパク質を配合しており、効果発現が明らかに高まっています。その結果、HARG®療法への注目も高まってきました。

脂肪幹細胞抽出に使われる脂肪組織は、生化学検査を行いウイルス感染が無く、既往歴や家族病歴など問題無い20歳前後のドナーからの脂肪組織を用いています。

この抽出技術は2006年あたりからフランス・アメリカ・韓国にて研究開発され、その成果と提携権利、特許を持つProstemics社(Seoul, Korea)製造ラボより供給されます。

現在までに170施設にて3万例(うち2.1万例がHARG®療法・0.9万例がMesoSkin療法として報告)を越えるメソ注入治療が検証されていますが、1例の副作用・アレルギー報告も無い事が証明されています。世界における総数は10万例を越えています。

グロスファクター製剤には、大腸菌由来のbasic-FGF / VEGF / KGF などが存在しますが『脂肪幹細胞培養中の上澄み液から凍結乾燥された生体タンパク質製剤』はAAPE® Powderのみです。今までAAPE® Powderもグロスファクター製剤と呼ばれてきましたが、サイトカイン製剤と改められたのは作用機序が違い、効果も安全性も全く異なる為です。

日本向けのAAPE® Powderは、他国使用のAAPE®製品の約2倍の濃度となっています。